Marc Anthony

2014/09/06

「マークアンソニーが勝ち取った自信」


米国の男性誌Men's Fitness Magazine 2014年6月号の表紙を飾ったマークアンソニー。


同誌ウェブサイトの記事"Marc Anthony Has Earned His Confidence"より(以下本文訳)

c) Men's Fitness Magazine

世界のポップアイコンになって既に30年近くが経とうとしている。マークアンソニーのもとには、ブルーノ・マーズやピットブルなどの超人気歌手たちがこぞって相談に来るという。マークアンソニーは成功を繰り返しキャリアを持続させるコツ、嫌なやつを黙らせる秘訣を語る。

この記事は2014年6月号のカバーストーリー「マークアンソニーが勝ち取った自信」の予告編です。フルバージョンはMen's Fitness MagazineをiPhoneやiPadにダウンロードするか、お近くの書店にてお求めください。

訳注)2014年6月号の販売はすでに終わっており、Amazon.comで見つけることができます。

歌手としてデビューしヒットを出す前にマークアンソニーが学んだのは戦うことだった。洗練されたグラミー受賞シンガーソングライターは、今でこそトップクラスの歌手に並んで遜色ないが、70年代・80年代をエネルギッシュなイーストハーレムで育ったマルコ・アントニオ・ミュニズ少年は踏みにじられていた。

ニューヨーク最大のラティーノコミュニティはマチョ文化。アンソニーの細い体系は標的になりやすかった。「ラティーノ文化では当時、細い体型というのはどういうわけか弱さの象徴だったんです。」「試されることが多かったんですよ」彼は語った。

アンソニーの父は元アマチュアボディビルダーで、息子に基本的なエクササイズを教え始めた。マークが9歳になった頃には腕立て伏せを3ケタ単位でできるようになっていた。アンソニーは父親のように47キロバンタム級で戦うことはなかったけれど、彼が父親から学んだものは自信だった。「僕の父親は自信家だったよ、だからこそ47キロ級ボディービルダーのコンテストに立ち向かっていったんだね」「だから僕も自信を失うなんてことはこれまでになかったよ。」

26年間にわたるレコーディングキャリアを経て、アンソニーは世界に誇る有名な歌手の一人になった。1200万枚のレコード売上を誇る。1999年の英語ソロアルバムMarc Anthonyはヒットシングル "I Need to Know"や"You Sang to Me"を含みトリプルプラチナを受賞、2000年にはエンリケ・イグレシアスやリッキー・マーティンのようなアーティストとともにラテンポップ人気に拍車をかけた。

2つのグラミー賞と4つのラテングラミーなど彼の輝かしい受賞歴にもかかわらず、人々の関心を集めたのは彼の私生活、特に2004年の旧友だったプエルトリコ系の歌手ジェニファーロペスとの結婚だった。二人の間にはエメちゃんとマックスくん(マキシミリアン)が生まれたが2012年に離婚している。

アンソニーには他にも、元ミスユニバースのダヤナラ・トレスとの間にクリスチャンとライアンという2人の男の子と、ニューヨーク警察官のデビー・ロサドとの初婚でアリアナという娘もいる。

最近ではトップショップのご令嬢クロエ・グリーンとのデートが話題になった。私生活の話になるとアンソニーは口を硬く閉じてしまう。「僕と関係のあった女性たちは人間なんだよ。征服の対象なんかじゃない。」彼は言う。だが異性を惹きつけているのは彼の魅力であり、決して見た目のせいにしていない。


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